再現選手紹介#57 ウラディミール・バレンティン(ヤクルト)
NPBシーズン記録の60本塁打男
1. 基本情報
生年月日:1984年7月2日
出身地:オランダ領キュラソー島
国籍:オランダ
2. 所属チーム
2007〜2009 シアトル・マリナーズ
2009 シンシナシティ・レッズ
2011〜2019 東京ヤクルトスワローズ
2020〜2021 福岡ソフトバンクホークス
2022 サルティーヨ・サラぺメーカーズ
3. 経歴
2000年に16歳でマリナーズと契約。2007年9月のヤンキース戦でメジャー昇格を果たすと、同月に初ホームランを放つ。2008年もシーズン途中からメジャーに昇格するも、成績は残せず。翌年にはレッズに移籍したが、ここでも目立った活躍はできなかった。
そんな中迎えた2010年にヤクルトと契約。2011年は開幕戦の巨人戦からNPBデビューを果たすと、4月16日の横浜戦で初ホームランをマーク。5月には月間MVP受賞して最高のスタートを切ったが、打撃の調子がかなり極端であったために、最終的に打率.228と規定打席到達打者の中で最下位となってしまう。が31本塁打でホームラン王を受賞した。翌2012年は怪我の影響で規定打席に達しなかったにも関わらず、31本塁打で2年連続のホームラン王に輝くと言う、またしても珍しい成績を残した。
そして迎えた2013年。シーズン開幕前のWBCにオランダ代表として出場したが大会で負傷。開幕2軍スタートであったが、徐々に調子を上げてくると、6月の交流戦のソフトバンク戦で4打席連続本塁打を放つ大活躍。この6月以降、ハイペースでホームランを打ちまくると、8月27日時点で50本塁打に到達。さらに9月11日の巨人戦でホームランを放ち、遂にシーズン最多の55本塁打に並ぶ。そして9月15日、神宮球場での阪神戦の1回裏に56本目のホームランをレフトスタンドに放り込んで、王貞治、カブレラ、ローズの記録を抜き去った。この年は最終的に60本塁打を放ちNPBの記録にその名を刻むこととなった。
2021年にソフトバンクを退団して日本から別れを告げることとなったが、NPB通算301本塁打の成績を残した平成最強助っ人である。
4. 主な成績
2011年 打率.228 31本塁打 76打点 OPS.783 131三振
2013年打率.330 60本塁打 131打点 OPS.1.234 105三振
2018年 打率.268 38本塁打 131打点 OPS.904 121三振
5. 査定
6. 査定ポイント
・アーチスト:NPB記録の60本打ちましたから。あと見栄えも大事です(笑)。
・対左投手B:対左打率.407
・調子極端:60本打ってからのトーンダウン。あと、守備もやる気ない時は酷かったですね。
(追記)
村上がシーズン最終戦で56本目のアーチを放ちましたね。最終盤でなかなか本塁打が出ずに61本は幻となりましたが、そう考えると2013年のバレンティンって凄い‼︎と思いました。
パワナンバー:12400 30599 15090