再現選手紹介 #91 福田 永将(2018)
選抜出場経験のある選手紹介シリーズ その1
2006年横浜高校キャプテンで全国制覇
1. 基本情報
福田 永将(ふくだ のぶまさ)
生年月日:1988年7月23日
出身:神奈川県横浜市緑区
打席:右投右打
ポジション:サード、ファースト、外野手(レフト)、キャッチャー
2. 経歴
中日ドラゴンズ 2007〜
3. 高校時代
2006年の第78回選抜高校野球に出場。初戦は履正社(大阪)に1-0、2回戦は八重山商工に7-6と2戦連続で接戦をモノにし、準々決勝は斎藤佑樹擁する早稲田実業と激突。斎藤佑樹は2回戦で関西(岡山)と引き分け再試合を戦ったこともあり、疲労の影響もあったと考えられるが、13-3と圧勝。続く準決勝の岐阜城北にも12-4と快勝。決勝戦の清峰(長崎)との試合でも打線が力強さを発揮。6回には一挙9点を挙げるなど、21-0と大差をつけて優勝を果たした。福田はキャッチャーとして投手陣を上手くリード。キャプテンとしてもチームを引っ張り、見事チームを8年ぶりの選抜制覇に導いた。
4. プロ入り以降
入団後、当時の落合監督からも「将来の4番バッター」として期待されていたが、なかなか一軍に定着できず。しかし、2015年にバッティングフォームを改良したことをきっかけに、開幕一軍を勝ち取ると、2016年では4番も務めた。2017年前半戦は怪我や不振で全く良いところがなかったが、7月以降に復調。7月と8月だけでホームランを14本放ち、最終的に自己最多の18本塁打をマークした。
迎えた2018年は選手会長に就任。133試合に出場し、キャリア初の規定打席に到達した。本塁打数は前年よりも減少したが、安打数は30本以上増え115安打をマーク。こちらもキャリア初の100安打越えとなった。
2022年は一軍出場試合数が25試合のみとなったが、2023年は復活が期待される。
5. 査定
2018年成績 打率.261 13本塁打 63打点 OPS.727
6. 査定ポイント
・初球○:カウント0-0時の打率が.333(54打数18安打)、1-0で.400(40打数16安打)。
・広角打法:本塁打はレフト方向とセンター方向が6本、ライト方向1本。一方で、打率は逆方向が最も高い。「ちょっと強いかなあ」、と悩みましたがデフォに合わせました。
・三振:119個
・併殺:13個
(追記)
これから3月の選抜高校野球に向けて、選抜に出場経験のある選手の作成・紹介も行っていきたいと思います。因みに前に紹介した元広島の福井も済美高校で選抜優勝していましたね。
パワナンバー:12100 71236 46165