#122 マックス・シャーザー(2019)
ナショナルズ初の世界一に貢献
1. 基本情報
マックス・マーティン・シャーザー(Maxwell Martin Scherzer)
生年月日:1984年7月27日
出身:アメリカ
打席:右投右打
ポジション:ピッチャー
2. 経歴
・フォートワース・キャッツ(2007)
・ダイヤモンドバックス(2008〜2009)
・タイガース(2010〜2014)
・ナショナルズ(2015〜2021)
・ドジャース(2021)
・メッツ(2022〜 )
3. 選手としての特徴
・フォーシームはMAX.160キロ
・変化球はスライダー、チェンジアップ、カットボール、カーブなど
・キャリア3度のサイ・ヤング賞を受賞
・2021年にキャリア通算3000奪三振を達成
・左右の目の色が異なる『オッドアイ』
4. シーズン概要
開幕投手を務めたものの、この年は開幕からピリッとせず。序盤戦は立ち上がりに失点することが多く、なかなか勝ち星にもつながらなかった。さらに、背中の張りによって離脱すると、復帰直後に再度故障者リスト入りしてしまう。8月にようやく戦列復帰したものの、調子は上がらないままレギュラーシーズンは終了した。しかし、ポストシーズンで真価を見せる。ワイルドカードのブルワーズ戦で登板し、5回3失点にまとめると、デイビジョナルプレーオフのドジャース戦では7回1失点で勝利投手となる。そして迎えたアストロズとのワールドシリーズ。シャーザーは初戦と第7戦に先発し、いずれの試合も5回2失点に抑えた。その結果、キャリア初、加えてナショナルズ球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献した。
5. 査定
2019年成績 27試合 11勝7敗 防御率2.92 WHIP1.03
6. 査定ポイント
(基礎能力)
・球速:MAX.159キロ
・コントロールA:BB/9は1.73
・スタミナB:平均投球イニング6.37
・スライダー6:投球割合20.7%、被打率.172。Whiff%は50.2。
・サークルチェンジ3:投球割合14.5%、被打率.240。Whiff%は38.8。
(特殊能力)
・ナチュラルシュート:4シームはシュート成分が多め。
・ゴロピッチャー:GB(ゴロ率)が41.3%
・球速安定:平均球速153キロ
・対左打者F:対左打者被打率.255。対右は.193
・一発:被本塁打18本
パワナンバー:12600 81456 63438