#129 ロビンソン・カノ(2016)
シアトルで躍動
1. 基本情報
ロビンソン・カノ(Robinson cano)
生年月日:1982年10月22日
出身:ドミニカ共和国
打席:右投左打
ポジション:セカンド
2. 経歴
・サンペドロ・アポストル高校
・ヤンキース(2005〜2013)
・マリナーズ(2014〜2018)
・メッツ(2019〜2020、2022)
・パドレス(2022)
・ブレーブス(2022)
3. 選手としての特徴
・逆方向にも長打を打てる広角打法が持ち味。
・足はそこまで速くはない。
・守備範囲は普通だが、動き出しの良さと強肩でカバーする。
・弟は日本の独立リーグでプレーした経験を持つ。
4. シーズン概要
2013年オフにヤンキースから移籍して3年目。前年は打撃の調子が今ひとつであり、真価が問われた2016年。この年は打って変わって序盤からホームランを量産。また、MLB史上4人目となる12年連続30二塁打も記録した。最終的に自己最多の39本塁打を放ち、2000年代後半から低迷が続いていたマリナーズを9年ぶりのアメリカンリーグ西地区2位の躍進に貢献した。翌年の第4回WBCにはドミニカ代表に選出された。
しかし、2020年オフの薬物検査で違反が発覚し、1年間の出場停止処分を受けることに。これが原因か、その後は成績が全く振るわずにパドレス、ブレーブスを経て現在はフリーとなっている。
5. 査定
2016年成績 161試合 .298 39本塁打 103打点 OPS.882
6. 査定ポイント
(基礎能力)
・弾道3:打球角度11.5°
・パワーA:長打率.533
・走力E:スプリントスピード27ft/s。50m走換算では6.7秒。
・守備C:UZR3.9。DRS11。動きは機敏でないが、飛びついてからの送球が早い。
(特殊能力)
・広角打法:ホームランは引っ張り方向が多めですが、センター方向や逆方向(5本)にも打っているので。グリーンモンスター越えも。
・ラインドライブ:40本近くホームランを放っているが、打球としてはラインドライブ。
・固め打ち:猛打賞14試合
・マルチ弾:マルチホームラン4試合
・初球○:カウント0-0時の打率.416
・チャンスF:得点圏打率.230。ランナーなしでは.307
・対左投手E:対左投手打率.275
パワナンバー:12400 21435 94929