#153 李鍾範(1999 中日)
ガッツ溢れる韓国のイチロー
1. 基本情報
李 鍾範(イ・ジョンボム)
生年月日:1970年8月15日
出身:韓国
打席:右投右打
ポジション:ショート、外野
2. 経歴
・光州第一高校
・建国大学校
・ヘテ・タイガース(1993〜1997)
・中日(1998〜2001)
・起亜タイガース(2001〜2012)
3. NPB時代概要
韓国人野手として中日に入団。1997年はKリーグで打率.324、30本塁打、64盗塁と圧倒的に活躍を見せていた。当時の中日では後にヤクルトに加入するペタジーニを獲得する計画もあったが、守備や走塁を重視する当時の星野監督の意向もあって李鍾範を獲得することとなった。加入した1998年はショートをメインポジションとしていたが、12個のエラーを記録するなど、守備は不安定。ただし、1番バッターとしてはチームの切込隊長を務め、打撃では活躍を見せていた。しかし、6月に阪神の川尻から受けたデッドボールの影響もあり、この年は67試合の出場にとどまった。
翌1999年は123試合に出場。この年は外野一本で起用されて、打率は.238と低迷した一方で、盗塁や走塁、また外野守備では安定。特に星野監督同様に闘志溢れるプレースタイルが印象的で、前年は横浜に敗れたセ・リーグの優勝争いを制したチームの原動力の一つとなった。
2000年は1999年よりも打率が上昇したものの、福留、井端、荒木らの若手の台頭もあって絶対的なレギュラーにはなれず、翌年に退団。韓国復帰後は2011年までプレーした。
4. 査定
1999年成績 123試合 打率.238 9本塁打 24盗塁 OPS.683
5. 査定ポイント
・対左投手B:対左投手打率.315 対右は.212。
・盗塁B:24/31。成功率77%
・走塁C:三塁打5本。普通に考えれば走塁B、Aですが、暴走してアウトになるケースも散見された記憶があるので・・・。
・ヘッドスライディング:走塁も含め、ガッツ溢れるプレースタイルでした。
・チャンスF:得点圏打率.193
(追記)
誕生日の設定忘れました・・・。
パワナンバー:12600 91642 03022