1. 打率
マルーンスパークス快走の原動力は言うまでもなく鷺沢。不動の3番バッターとして打線を支えてもらっていて助かります。他はランクインしていませんが、これは単に規定打席に乗っていないだけです。ゼブラズからは4選手がランクイン。
セ・リーグに比べてパ・リーグは打高。FAで移籍した前田は鷺沢同様にチームが変わっても中心選手なようです。同じくFA移籍したエクリプスの熊代も活躍しているようで何より。
2. 安打
9年このペナントをやっていますが、パ・リーグで南雲の文字を見なかったことはないと思います。ホワイトファルコンズの立花もなかなか良い能力。
3. 本塁打
ジェネラーレのベテラン西山は今季も変わらず活躍。パワヒが課題のマルーンスパークスからはオルドリッジ、郭賢珉がランクイン。昨季、二桁本塁打が0のチームが改善成功です。パ・リーグのランキング1位山科(リバイバーズ)は打率こそ2割を切っていますが、パワーは抜群。4位の紫雲(クレインズ)はインターコンチネンタルカップに召集しましたので、活躍に期待。
4. 打点
ここでも西山が1位。市田は打てるキャッチャーとして大活躍。
5. 盗塁
昨季は中盤にスランプに陥った飯田が足で牽引。セ・リーグ2位の村田、パ・リーグ7位鈴木は元マルーンスパークスなので、彼らの活躍はちょっと嬉しい。
6. 出塁率
打って走って打点も稼げてチャンスメイクもできる鷺沢、前田と言った選手の存在はペナントでは非常に重要なことが分かっていましたが、今季はそれを実感できています。
7. 防御率
「本当にこれがマルーンスパークスなの?」と筆者もびっくりの数値が並んでいますw。先発防御率が課題でしたが、改善に成功。ただ、城石がなんでこんな良くなったのかはわかりません。
打高なパ・リーグの中では、伊波、イーリィの両投手が安定。パ・リーグ4位の赤井は、変化球がフォークとツーシームのみながら、特殊能力の効果で優れた投球を見せていると思われます。
8. 勝利数
獲得した橋本とエヒオグ2人で20勝。昨季までは先発の駒不足が課題でしたが、一転して今季は強みに。パ・リーグではリバイバーズに移籍した元マルーンスパークス山口が7勝をマークしているのが良いですね。
9. セーブ
FA宣言残留した野村が初のセーブ王に向けて邁進。ただ、それ以上にすごいのがゴーリング。90試合程度消化した段階で積み上げたセーブ数は41。このままのペースで行くと、新記録を樹立するかも。
10. ホールドポイント
威圧感を身につけた野原、岡、クロッソン、3年目の宮村と言った救援陣は今季も変わらずマルーンスパークスの強み。ブラウン、小松のゼブラズコンビも健在。リバイバーズの進撃を後方から支える中園は早くも43ホールドポイントをマーク。クレインズの助っ人レミントンも結果を残している。
11. 奪三振数
奪三振率10の高岡はFA宣言で残留し、今季もエースとして君臨。昨季のタイトル獲得者のフィオレンティーノは衰えも見えるが、まだまだ優秀。リバイバーズの投手陣はここでも強い。
次回はインターコンチネンタルカップの結果をお伝えします。