#112 周東佑京(2019)
侍JAPANの高速ベースランナー
1. 基本情報
周東 佑京(しゅうとう うきょう)
生年月日:1996年2月10日
出身:群馬県
打席:右投左打
ポジション:外野手、セカンド、サード、ショート
2. 経歴
・東農大二高
・東京農業大学オホーツク
・ソフトバンク(2018〜 )
3. シーズン概要とWBC
育成選手ながら2019年のキャンプからオープン戦にかけて一軍に帯同し、3月に支配下契約を勝ち取る。また、故障者の影響もありシーズン序盤から一軍に昇格。初安打、初ホームラン。初盗塁といきなり結果を残す好スタートを切った。しかし、徐々に打撃の調子が低下すると、代走や守備要員として起用されるようになる。それでもチームトップの30盗塁をマークし、11月に開催された「プレミア12」のメンバーにも選出。ここでも持ち前の足を披露し、大会最多4盗塁をマークした。
そして、2023年3月21日。第5回WBCの準決勝メキシコ戦で、1点ビハインドの9回裏にサヨナラのランナーとして登場。直後の村上の左中間の当たりで、前の走者の大谷に追いつく程の高速ベースランを披露。一気にホームを陥れて、見事逆転サヨナラ勝ちのホームを踏んだのであった。
4. 査定
2019年成績 102試合 打率.196 25盗塁
5. 査定ポイント
・盗塁B:成功率83%(25/30)。率だけなら盗塁Aですが、企図数がそこまで多くないので。
・走塁A:三塁打2本。因みにベースランのタイムは1周14秒52。プロの瞬足ランナーでも14秒70前後は要するとのことですので、走塁Aで問題ないでしょう。
・内野安打:6本。率は30%
・国際大会○:プレミア12では代走として、しっかりと役割を果たしました。
・三振:27個。カウント1-2の時は15個と多い。
・回復F:スタメンでの出場では今ひとつ継続性がありませんでしたので。
パワナンバー:12700 71339 00731