#126 中村紀洋(2008)
勝負強かったノリ
1. 基本情報
中村 紀洋(なかむら のりひろ)
生年月日:1973年7月24日
打席:右投右打
ポジション:サード、ファースト
2. 経歴
・府立渋谷高校
・近鉄(1992〜2004)
・ドジャース(2005)
・オリックス(2006)
・中日(2007〜2008)
・楽天(2009〜2010)
・横浜(2011)
・DeNA(2012〜2014)
3. シーズン概要
育成選手入団から日本シリーズMVPを受賞し、見事なカムバックを果たした2007年の翌シーズン。前年の調子を維持して開幕から好調な打撃を披露。4月から6本塁打をマークし、5月は月間打率3割を記録した。この年は特に試合終盤での勝負強さが目立ったシーズンであり、6月の交流戦・西武戦での2打席連続となる一打がサヨナラホームランとなった試合も印象的だが、それ以上に巨人戦での決勝打が目を引く。開幕直後の4月の試合では上原から決勝ホームラン、10月の巨人戦ではクルーンからクライマックスシリーズ進出を決める決勝3ランを放った。この打席では直前に落合監督から「低めは捨てて高めを狙え」と助言を受けていたシーンが印象的であった。また、CSファイナルステージ初戦でも延長10回に勝ち越しタイムリーを放っている。こうして2年連続で結果を残したが、シーズンオフにFA権を行使して楽天に移籍。サード森野構想、単年契約のみの提示などが背景にあったとも言われている。
4. 査定
2008年成績 140試合 打率.274 24本塁打 72打点 OPS.800
5. 査定ポイント
・チャンスB:得点圏打率.363
・決勝打:決勝打点を挙げた試合はそこまで多くないですが、前述の通り印象的な場面が多いので。
・対左投手F:対左投手打率.243。対右は.283。
・チームプレイ○:犠打10個。落合政権下でしたからね。
パワナンバー:12800 91477 82375