ハンカチ王子
1. 基本情報
斎藤 佑樹(さいとう ゆうき)
生年月日:1988年6月6日
出身:群馬県
打席:右投右打
ポジション:ピッチャー(たまに外野も務めていた)
2. 経歴
・日本ハム(2011〜2021)
3. 2006年夏の甲子園
1回戦 vs 鶴崎工業(大分) 13-1
2回戦 vs 大阪桐蔭 11-2
3回戦 vs 福井商業 7-1
準々決勝 vs 日大山形 5-2
準決勝 vs 鹿児島工業 5-0
決勝 vs 駒大苫小牧(南北海道) 1-1(延長15回引き分け)
決勝再試合 vs 駒大苫小牧 4-3・・・優勝
(概要)
西東京のライバル・日大三高を破って春夏連続出場を果たしたハンカチ王子。2回戦の相手は当時2年生の中田翔を擁する大阪桐蔭。初戦で選抜王者の横浜に大勝していたが、斎藤は完投。中田も無安打に抑えた。準々決勝は8回表までビハインドの展開も、打線が奮起して逆転勝ち。準決勝は鹿児島工の代打の切り札・今吉晃一の気迫に3ボールナッシングと、若干ペースを乱されるも粘り勝ちし決勝に進出。相手は選手権3連覇を目指す当時の絶対王者・駒大苫小牧。田中将大と投げ合い、延長15回で決着がつかずに史上初の決勝再試合となったが、最後は斎藤が田中をストレートで空振り三振に仕留めゲームセット。見事チームを優勝に導く活躍であった。なお、西東京大会初戦は無名高校相手に3-2と大接戦であり、この試合を落としていたら、『ハンカチ王子』なんて言葉も誕生していなかったのかもしれない。
4. 査定
※甲子園基準で査定しています
5. 査定ポイント
(基礎能力)
・スタミナ:ほとんど一人で投げ切るスタミナ。
・変化球:中心はストレートだが、それに縦のスライダーと横のスライダーを織り交ぜるピッチング。
(特殊能力)
・ノビB:当時のストレートは手元で伸びる球質。あの真っ直ぐがプロでもあれば・・・。
・ポーカーフェイス:ハンカチ王子の代名詞。
・緊急登板◯:甲子園1回戦の9回、一度外野にポジションを移したものの控えピッチャーが制球難のため、再びマウンドに上がり試合を締めた。
・回復A:準決勝、決勝、決勝再試合いずれも連投・完投したリカバリー能力。なお現在では球数制限のため、一人で全試合を投げることは非常に難しい。
パワナンバー:12800 01573 75513