パワプロ劇空間

パワプロの再現選手や栄冠ナイン、高校野球について語ります

【パワプロ2023】三ツ間卓也(2019 中日)

選抜王者OBの元プロ野球選手

1. 基本情報

三ツ間 卓也(みつま たくや)

生年月日:1992年7月22日

出身:群馬県

打席:右投右打

ポジション:ピッチャー

2. 経歴

健大高崎高校(2008〜2011)

高千穂大学(2011〜2015)

・埼玉武蔵ヒートベアーズ(2015)

・中日(2016〜2021)

3. キャリア概要

健大高崎が初めて甲子園出場を果たしたのは2011年夏。三ツ間はその一つ前の世代である2008年から2010年に健大高崎高校野球部に在籍していた。大学進学後も目立った活躍はなく、就職する方向で進路を決めていたが、2014年秋に行われた埼玉武蔵ヒートベアーズのトライアウトに参加。これに見事合格して独立リーグの道へ進む。加入初年度から抑えを務め、見事セーブ王に輝いた。すると、この活躍がNPBスカウトの目に留まり、2015年の育成ドラフト3位で中日から指名を受けた。

1年目はウエスタンリーグで結果を残し、見事支配下契約を勝ち取ると、2017年は一軍で主に中継ぎとして試合に登板して、11ホールドを記録した。2018年は4試合のみの登板となったが、2019年の後半戦に再び一軍で登板。チームは5位であったが、29試合にマウンドに立ち2勝をマークした。なお、全登板の中で10試合は複数イニングを投げたものである。

2020年には中日首脳陣が控え野手を全て起用していたことが原因で、急遽代打で出場する場面も。その後、2021年に戦力外通告を受けて引退。現在はイチゴ農園を経営しつつ、YouTubeで動画投稿をしている。

三ツ間が卒業してから13年。母校は第96回選抜甲子園で勝ち上がり、見事初優勝を飾る。「全てのOBに感謝したい」と青柳監督が述べていた様に、この全国制覇は現チームメンバーは勿論、三ツ間ら歴代OBの努力の結晶であるとも言える。

4. 査定

2019年成績 29試合 2勝 2敗 6ホールドポイント

5. 査定ポイント

(基礎能力)

コントロールF36:BB/9は3.38。

変化球:シンキングツーシーム、スライダー、SFFパワプロプロスピでは第二ストレートのツーシームですが、横方向の変化が多い印象。因みに、本人のYoutube代打三ツ間のstrawberry チャンネル』では「右バッターのインコースに向けて投げるが、意識して曲げてはいない」と述べている。

(特殊能力)

対左打者B:対左打者被打率は.180(53打数10安打7四球)、対右は.270(74打数20安打6四球)。

ナチュラルシュート:映像から判断。ストレートとツーシームの横方向の軌道があまり変わらない様に見える。また、特に右バッターの内角を突いて凡打に打ち取っていた印象も強いことから。

ゴロピッチャー:GO/FOは2.14。

パワナンバー:12100 52440 91212

選抜の振り返り

第96回選抜高校野球健大高崎の初優勝で幕を閉じました。今回は個人的な感想を述べていきたいと思います。

・感想

後述しますが、低反発バットの影響もあってか、例年以上に接戦が多くて見てて面白かったです。あまり大差がつき過ぎるのもアレなんで。個人的には打ち合いが好きなんですが、ロースコアの試合も悪くないと思いました。上位に来るチームは戦力が豊富なこともあり、投手起用にも余裕が見られましたので、思い切って投げることができたのもあるのかな、と考えます。

・低反発バット

大会前に一番注目していた低反発バット。結果は3本塁打のみ(1本は大阪桐蔭・境のランニングホームラン)と、予想通りの効果がありました。とは言え、送りバントが頻発したかと言えばそうではない印象があります。勿論、点が取りたい場面でのバントは変わらず多いような気がしますが。準決勝は甲子園球場で観戦しましたが、特に健大高崎中央学院は鋭い打球が多かったです。夏は各チームより適応してくるのではないでしょうか。

・アゲアゲホイホイ

惜しくも2年連続準優勝となった報徳学園。しかし、応援団の迫力はすごかったです。特に、チャンステーマの『アゲアゲホイホイ』。前々からその盛り上がりは知っていましたが、1回戦を生で見てからは完全に好きになりました(笑)。また、まさか外野席の一般客で集団になってノリノリになるとは思いませんでした。生で見ていて、なかなか面白かったです。あんまりやり過ぎるのは良くないと思いますが、これくらいならOKでしょう。

・個人的ベストゲーム

健大高崎vs報徳学園・・・忖度なしで決勝戦が一番面白かったです。投手力、守備力、攻撃全てが最高でした。6回に無死2、3塁のピンチを抑えた石垣-箱山のバッテリー。あのイニングを無失点で切り抜けたとことが大きかった。

広陵vs青森山田・・・7回までノーヒットに抑えられながら8回に同点。3点を勝ち越された9回裏には3点を取り返して延長戦に持ち込み、最後はサヨナラ勝ち。その昔、山梨県の市川高校がミラクル市川と呼ばれた様に、ミラクル山田が本当にすごかった。

愛工大名電vs報徳学園・・・生観戦したこともありますが、伊東と今朝丸の両投手の投げ合いは見事。この試合では報徳学園の守備力の高さが印象に残っています。

中央学院vs宇治山田商業・・・打線が力を発揮し、中央学院の完勝で終わると思いきや、0-7から怒涛の追い上げを見せた宇治山田商業。粘り強さに注目していましたが、まさにその力が発揮された惜しい試合でした。

・印象に残った選手

吉岡暖(阿南光)・・・モイセエフに一発は浴びたものの、チームを準々決勝に導いたピッチングは見事。昨夏の徳島商業の森(NTT東日本)、鳴門工業の冨田(國學院大)など、徳島県からは好投手が次々と出てくる印象があります。

境亮陽(大阪桐蔭)・・・大会前はあまり注目していませんでしたが、神村学園戦でのランニングホームランや報徳学園戦でのスリーベースなど、パワーや走力、肩力と言った身体能力の高さが印象に残りました。そのプレーからOBの藤原恭太(ロッテ)、海老根(SUBARU)が思い浮かびました。

颯佐心汰(中央学院)・・・ベスト4に大きく貢献した二刀流。準決勝を実際に見て、スイングの強さとベースランニング、そして力のあるストレートを中心としたピッチングは凄かったです。現時点でドラフトとかは分かりませんが、将来的には野手としての評価の方が強い印象。

箱山遥人(健大高崎)・・・見事初優勝に輝いたチームの扇の要。大会前は「肩が強い強打者」の感じでしたが、それに加えてキャッチングも上手い。佐藤、石垣の両2年生ピッチャーを上手くリードできていました。柴引、柘植(西武)、清水(広島)など、健大高崎は素晴らしいキャッチャーが多いですよね。

今朝丸裕喜(報徳学園)・・・ストレートと変化球、特にフォークの切れ味が素晴らしい。決勝では少し力んでいる印象がありましたが、3試合24イニングで5失点に抑えた結果は見事。現時点で進路はわかりませんが、間違いなくドラフト候補の上位に入ってくると思います。

・終わりに

個人的にはここ数年では2018年と並んで面白かったと思う今年の選抜。確かに、長打は少なかったですが、これは飛ばないバットが原因ではなく、単に好投手がたくさん揃っていたことも大きいと思います。また、しっかりと捉えた当たりはよく飛んでいましたので、あとはどれだけ新しいバットに適応するかではないでしょうか。

選抜に出場していないチームも各地で試合を重ね、夏に向けた戦いを始めています。甲子園100年となる今夏の選手権は一体どんな大会になるのか、今から楽しみです

 

【パワプロ2023】フレディ・フリーマン(2023 ドジャース)

ドジャーズ恐怖の3番バッター

1. 基本情報

フレディ・フリーマン(Freddie freeman)

生年月日:1989年9月12日

出身:アメリカ/カリフォルニア州

打席:右投左打

ポジション:ファースト

2. 経歴

ブレーブス(2010〜2021)

ドジャース(2022〜 )

3. 選手としての特徴

・2024年シーズンはベッツ 、大谷に次ぐドジャースの3番バッターを務めるスラッガー

・34歳とベテランの域に差し掛かっているが、衰え知らずで23年シーズンはキャリアハイの211安打をマーク。

・2020年のナショナルリーグMVP。ハンクアーロン賞も同時に受賞。

・2021年にはブレーブスを世界一に導く活躍を見せるが、オフにドジャースに移籍。

・ライナー性の当たりが多く、本塁打と共に二塁打も多い。なお、2023年はリーグ最多の59本の二塁打を放った。

・ファーストとしての守備力も良く、2018年には初のゴールドグラブを受賞。

WBCではカナダ代表を選択し、2017年、2023年の大会に出場している。

4. 査定

2023年成績 161試合 打率.331 211安打 29本塁打 102打点 OPS.977

5. 査定ポイント

(基礎能力)

ミートB74:打率から査定。コンタクト能力が高く、状況に応じた打撃ができる。アベヒは付けない。

パワーB76:Barrel%は11.1。打球速度はMAX.110.6。

走力D56:スプリントスピードは26.7ft/s。50m走換算で6秒2。

肩力E44:送球速度は77マイル(約124km/h)。

捕球B73:エラー数はわずかに1個。難しいバウンドの送球も難なくアウトにする。

(特殊能力)

チャンスB得点圏打率は.370、ランナーなし時の打率は.320。

盗塁A:成功率は95%(20/21)。ピッチクロックの影響もありますが、この成功率にはAをつけざるを得ない。

広角打法:逆方向への本塁打は11本。流し打ちも○。

ローボールヒッターインコースの打率も高いんですが、低めのコース打率も高い。インローの打率は.543。

固め打ち:猛打賞20試合。

ラインドライブ:バッティング映像を見てると付けたくなる。

カット打ち:23年シーズンのファールの数はリーグ2位(597個)。

満塁男:満塁時の打率.556(18打数10安打)。満塁ホームランも2本。

選球眼:四球数は72個。ボールの見極めが良い。BB/Kは.595。

三振:121三振。

併殺打:14個

パワナンバー:12200 02420 06507

【パワプロ2023】大江海透(北九州下関フェニックス→オリックス)

1. 基本情報

大江 海透(おおえ かいと)

生年月日:2000年1月13日

出身:佐賀県

身長:181cm

体重:93kg

打席:左投左打

ポジション:ピッチャー

2. 経歴

・三田川小学校(三田川少年野球クラブ)

・三田川中学校(佐賀ドリームス)

・神埼清明高校

・久留米工大

・北九州下関フェニックス

オリックス(23年育成ドラフト2位)

3. 選手としての特徴

奪三振率の高いサウスポー。

・ストレートはMAX.153km/h。

・球種はVスライダーカットボール、チェンジアップ、カーブなど。

・北九州下関フェニックスは堀江貴文が設立したが、大江が初のNPB選手。

・持ち味のストレートで支配下登録を目指す。

4. 査定

5. 査定ポイント

(基礎能力)

コントロールF34:四球率は3点台中盤だが、荒れることが多い。

スタミナE45:先発、中継ぎの両方をこなし、先発では6回投げる試合も。

変化球Vスライダーカットボール、チェンジアップ。

(特殊能力)

対左打者C:対左打者の被打率は対右打者と比較して3分程度低い。

フライボールピッチャー:何試合か映像を確認したところ、フライアウトが多い。投球データからもフライアウトはゴロアウトの2倍程度である。

ノビE:被打率は8割越え。直球の速さはあるが捉えられやすい。

クイックE:クイックタイムは1.28〜1.42秒。(手動計測)

パワナンバー:12600 02379 81787

【パワプロ2023】ダウンロードランキングTOP10

パワプロ2023ダウンロードランキングTOP10

いよいよ2024年のプロ野球、そしてMLBが開幕。選抜高校野球も熱戦が続き、球春の到来が感じられる今日この頃。今週初めにパワプロ、ではなくプロスピ2024-2025の情報が発表されましたね。個人的にはパワプロの新たな情報(主に発売日)を待っているんですが、いつになることやら。と前置きはこれくらいにして、今回は大体1年前にも行った「パワプロ2022-2023ダウンロードされた選手ランキング」を紹介します。多くの選手をダウンロードいただき、改めて感謝申し上げます。

tomotomopawa.hatenablog.com

この記事は2024年3月27日の夜に書いておりますので、公開される時には多少変わっているかもしれませんが、まあ良いでしょう。

10位 廣瀬隆太(ソフトバンク)

9位 度会隆輝(DeNA)

8位 武内夏暉(西武)

7位 細野晴希(日本ハム)

6位 古謝樹(楽天)

5位 田中将大(楽天)

4位 下村海翔(阪神)

3位 上田希由翔(ロッテ)

2位 前田悠伍(ソフトバンク)

1位 バレンティン(元ヤクルト)

バレンティンマー君以外は全て今年のルーキーがランクイン。自分で作っておいて言うのもなんなんですが、査定はちょっと違うなあ、と感じるものもあります。まあ、これは次に活かしたいと思います。あと度会のパワターは微妙。他の人が作っているものはもっと上手いです。

とりあえず、早くKONAMIの査定を知りたいんですが、パワプロ2024-2025はいつ発売なんでしょうか?。

 

【パワプロ2023】長水啓眞(京都国際高校→ソフトバンク)

1. 基本情報

長水 啓眞(ながみず けいしん)

生年月日:2005年8月8日

出身:京都府

身長:178cm

体重:62kg

打席:左投左打

ポジション:ピッチャー

2. 経歴

・中筋小学校(中筋少年野球クラブ)

・城南中学校(舞鶴ボーイズ)

・京都国際高校

ソフトバンク

3. 選手としての特徴

・MAX.144km/hのストレートが魅力のサウスポー。

・公式戦は4イニングのみの登板と実績は少ない。

・球種はストレートとスライダー。基本的には真っ直ぐで押すピッチング。

・杉原望来、濵田泰希と共に京都国際高校からプロの世界に挑戦する。

4. 査定

5. 査定ポイント

(基礎能力)

公式戦の登板が少なくデータはあまりありませんでしたので、将来が楽しみな素材型の能力に。なお、コントロールにはばらつきが見られます。

(特殊能力)

シュート回転:試合映像から。特に右バッターに投げにくそうな印象を受けました。

パワナンバー:12600 12359 39178

【パワプロ2023】ブレイク・スネル(2018 レイズ)

ジャイアンツに移籍したサイヤング賞2回のサウスポー

1. 基本情報

ブレイク・スネル(Blake Snell)

生年月日:1992年12月4日

出身:アメリ

打席:左投左打

ポジション:ピッチャー

2. 経歴

・レイズ(2016〜2020)

パドレス(2021〜2023)

ジャイアンツ(2024〜 )

3. 選手としての特徴

・2018年と2023年にサイ・ヤング賞を受賞したサウスポー。

・ストレートはMAX.161km/h。

・球種はカーブ、チェンジアップ、スライダー。いずれも切れ味が抜群。

・制球力はそこまで良くなく、23年シーズンはリーグワーストの99個の四球を献上。

・2018年はアメリカンリーグ歴代2位の防御率1.89をマーク。因みに1位はペドロ・マルティネス。

・無類のゲーム好きであり、twitchで配信も行っている。2020年に開催されたMLB The Showを使用した『プレーヤーズ・リーグ』では、レイズ代表として出場し優勝したほどの腕前。

・2024年はジャイアンツに移籍。ドジャースパドレスダイヤモンドバックスと同じナショナルリーグ西地区から世界一を目指す。

4. 査定

2018年成績 31試合 21勝5敗 221奪三振 防御率1.89 WHIP0.97

5. 査定ポイント

(基礎能力)

コントロールE47:BB/9は3.19。コントロールにはばらつきがある。

スタミナC68:平均投球イニングは6回未満。最長でも7回でマウンドを降りている。

変化球:ドロップカーブ、チェンジアップ、スライダー。

(特殊能力)

対ピンチA:得点圏被打率は.088、ランナーなし時の被打率は.205。

対左打者C:対左打者被打率は.135、対右は.185

奪三振:K/9は11.01。

勝ち運:制球力はそこまで良くない割に、21勝で最多勝

球持ち○:リリースポイントは打者に近い位置。

球速安定:平均球速は95.8マイル(154km/h)。

立ち上がり○:1回の被打率は.135、2回は.185。初回の防御率は1.27。

クイックF:クイックタイムは速くても1.3秒。遅い場合は1.5秒を要する。(手動計測)

パワナンバー:12400 92349 07409