選抜王者OBの元プロ野球選手
1. 基本情報
三ツ間 卓也(みつま たくや)
生年月日:1992年7月22日
出身:群馬県
打席:右投右打
ポジション:ピッチャー
2. 経歴
・健大高崎高校(2008〜2011)
・高千穂大学(2011〜2015)
・埼玉武蔵ヒートベアーズ(2015)
・中日(2016〜2021)
3. キャリア概要
健大高崎が初めて甲子園出場を果たしたのは2011年夏。三ツ間はその一つ前の世代である2008年から2010年に健大高崎高校野球部に在籍していた。大学進学後も目立った活躍はなく、就職する方向で進路を決めていたが、2014年秋に行われた埼玉武蔵ヒートベアーズのトライアウトに参加。これに見事合格して独立リーグの道へ進む。加入初年度から抑えを務め、見事セーブ王に輝いた。すると、この活躍がNPBスカウトの目に留まり、2015年の育成ドラフト3位で中日から指名を受けた。
1年目はウエスタンリーグで結果を残し、見事支配下契約を勝ち取ると、2017年は一軍で主に中継ぎとして試合に登板して、11ホールドを記録した。2018年は4試合のみの登板となったが、2019年の後半戦に再び一軍で登板。チームは5位であったが、29試合にマウンドに立ち2勝をマークした。なお、全登板の中で10試合は複数イニングを投げたものである。
2020年には中日首脳陣が控え野手を全て起用していたことが原因で、急遽代打で出場する場面も。その後、2021年に戦力外通告を受けて引退。現在はイチゴ農園を経営しつつ、YouTubeで動画投稿をしている。
三ツ間が卒業してから13年。母校は第96回選抜甲子園で勝ち上がり、見事初優勝を飾る。「全てのOBに感謝したい」と青柳監督が述べていた様に、この全国制覇は現チームメンバーは勿論、三ツ間ら歴代OBの努力の結晶であるとも言える。
4. 査定
2019年成績 29試合 2勝 2敗 6ホールドポイント
5. 査定ポイント
(基礎能力)
・コントロールF36:BB/9は3.38。
・変化球:シンキングツーシーム、スライダー、SFF。パワプロやプロスピでは第二ストレートのツーシームですが、横方向の変化が多い印象。因みに、本人のYoutube『代打三ツ間のstrawberry チャンネル』では「右バッターのインコースに向けて投げるが、意識して曲げてはいない」と述べている。
(特殊能力)
・対左打者B:対左打者被打率は.180(53打数10安打7四球)、対右は.270(74打数20安打6四球)。
・ナチュラルシュート:映像から判断。ストレートとツーシームの横方向の軌道があまり変わらない様に見える。また、特に右バッターの内角を突いて凡打に打ち取っていた印象も強いことから。
・ゴロピッチャー:GO/FOは2.14。
パワナンバー:12100 52440 91212