#156 天谷宗一郎(2010 広島)
北陸のイチロー
1. 基本情報
天谷 宗一郎(あまや そういちろう)
生年月日:1983年11月8日
打席:左投左打
ポジション:外野(主にセンター)
2. 経歴
・福井商業
・広島(2002〜2018)
3. 概要
福井商業時代は「北陸のイチロー」と呼ばれ、50m走6.0の俊足と類まれなバッティングセンスで甲子園にも3期連続出場。その活躍もあって2001年のドラフトで広島に入団した。
プロ入り後、2004年に1軍に昇格したが、なかなかコンスタントに定着できず。その後、背番号を49に変えた2007年にプロ初ホームランを放ち、飛躍のきっかけを作る。翌年は開幕カードの中日戦に1番センターでスタメンを勝ち取る。この年は本格的に打撃力が開花し、135試合に出場。打率.263を記録して、プロ入り8年目で飛躍の年となった。
そして2010年に衝撃的なプレーを見せる。8月22日の横浜戦の8回、ブレット・ハーパーが放った大飛球を、フェンスを駆け上がってキャッチするスーパープレーを披露。この試合から遡ること8月4日、赤松が見せた「スパイダーマンキャッチ」を彷彿とさせたプレーで広島ファンを沸かせた。この年はシーズンを通して調子の良し悪しがはっきりとしていたが、前述の守備や走塁でチームに貢献。2018年に現役を引退した。
4. 査定
2010年成績 123試合 打率.245 6本塁打 18盗塁 OPS.343
5. 査定ポイント
・調子極端:春先は打率.173、夏から秋にかけては.329。浮き沈みの激しいシーズンでした。
・対左投手F:対左投手打率.214。対右は.253
・三振:72個
パワナンバー:12300 11672 56237