北陸の安打製造機
1. 基本情報
吉田 正尚(よしだ まさたか)
生年月日:1993年7月15日
出身:福井県
打席:右投左打
ポジション:外野(主にレフト)
2. 経歴
・敦賀気比高校
・オリックス(2016〜2022)
・レッドソックス(2023〜 )
3. 選手としての特徴、記録など
・2015年ドラフト1位でオリックスに入団。当時はチーム内で3人目の吉田に。
・ルーキーとしての開幕戦に一番バッターで出場。この試合で2安打を記録し順調なスタートを切る。
・2018年は交流戦のMVPに。オールスターにも初めて選出された。この年は初めて143試合の出場も果たした。
・2020年はCOVID-19による短縮シーズンながら、打率.350で初の首位打者に輝く。
・2021年は選手会長に就任。2年連続の首位打者に立ち、チームのパ・リーグ制覇にも貢献。
・2022年の日本シリーズの第5戦。負ければ王手を賭けられる試合で劇的なサヨナラ2ランをライトスタンドに叩き込む。これで勢いに乗ったオリックスは26年ぶりの日本一に輝いた。
4. 2010年選抜
第82回選抜高校野球に敦賀気比高校のメンバーとして出場。新2年生の吉田は「北陸の安打製造機」の異名を持ち、大会前からも注目されていた。初戦は名門の天理。序盤からリードを許す苦しい展開であったが、6回に吉田のレフト前ヒットから打線がつながり一挙5点を奪って逆転。この試合、猛打賞を記録した吉田の活躍もあってチームは逆転勝ちを納めた。
2回戦は埼玉の花咲徳栄。この試合も吉田は5回にセンターオーバーのタイムリーツーベースを放った。甘い球は確実に仕留める打撃をこの頃から披露。この勝利でチームは準々決勝に勝ち進む。現在は北陸の名門である敦賀気比であるが、当時はこれが初の甲子園ベスト8進出であった。
そして迎えた準々決勝の相手は日大三高(東京)。エースは今季から日本ハムに移籍した山﨑福也。ご存じの通り、山﨑も打撃に優れており、注目の安打製造機対決となったのである。試合は1回から敦賀気比が先制のチャンス。1死1、2塁で4番の吉田が打席に。が、ここは山﨑の前に6-4-3の併殺に倒れる。すると試合は日大三高のペースに。何とか流れを持ってきたい敦賀気比であったが、頼みの吉田はノーヒット。試合も0-10で完敗した。
5. 査定
2022年成績 打率.335 21本塁打 88打点 OPS1.008
6. 査定ポイント
(基礎能力)
ベースはデフォルトですが、全体的に変えています。
・弾道4→3:ライナーやゴロの比率が高いので3に。
・肩力F39→E48:遠投100m。実際の肩はそこまで弱くはない。
(特殊能力)
・チャンスC:得点圏打率は.367。ランナーなし時は.291。
・プルヒッター:17本塁打は引っ張り方向。
・ハイボールヒッター:特にインハイの打率は.429。
・決勝打:決勝打点10試合
・併殺:11個
パワナンバー:12800 72278 04480