パワプロ劇空間

パワプロの再現選手や栄冠ナイン、高校野球について語ります

選抜の見どころ①

3月18日(月)から開幕する第96回選抜高校野球大会。今回は個人的な注目ポイントを述べていきます。

見どころ①:低反発バット

やはりこれが一番の注目ポイントでしょう。「飛ばない」の声がよく聞かれますが、とにかくどれだけ芯に当てられるかが重要。各チーム秋以降から本格的に練習されているようで、どこまで対応力を磨けているでしょうか?

見どころ②:(個人的に)勝ち上がりそうなチーム

冬場は高校生が成長するとよく言われますので、予想以上に飛ばせるチームもある可能性はありますが、おそらくはロースコアの試合が多くなると予想します。長打に期待できないのであれば、必然的に投手力と走力が重要な要素となります。すなわち、スモールベースボールがポイント。この点から勝ち上がりそうなチームは下記の通り。

愛工大名電:近年は脱却していますが、伝統とも言える送りバントは健在。散々、こけにして来ましたが、今回ばかりはバントが一番使えると思います。また、1年生から注目している伊藤や大泉、古谷などの投手陣も豊富。

中央学院:かつての健大高崎を彷彿とさせるかもしれない機動力。日頃から走塁練習に力を入れており、俊足な選手も多数。投手陣はタイプの異なるピッチャーを3人擁しており、上手くいけば上位に行ける可能性がある。

創志学園:名将門馬監督のアグレッシブベースボール。盗塁、エンドランなどで仕掛ける攻撃は相手に脅威。飛ばないバットが導入されても、ディティールを追求するスタイルは変わらない。ハマれば上位進出はあり得る。

熊本国府初出場ながらも守備を信条とする、言わば前橋育英の様なスタイル。打たせてとるピッチングの坂井、控えのサウスポー植田の投手陣も盤石。新バットは打球音の判断も難しいとのことですので、そのあたりの対応レベルにも注目したい。

あとは広陵報徳学園の様な、春将軍も変わらず有力かと思いますが、例年以上に混戦になるのではないでしょうか? まあ、あくまで個人的な見解ですし、私自身も選手権のようなガチ予想を行う気はありませんので、「ふーん」の様な感じでお願いします(笑)。

見どころ③:注目選手

モイセエフ・ニキータ(豊川)

両親がロシア人の日本育ち。3番バッターとしてチームの中心打者を担う。尊敬するプロ野球選手はソフトバンクの柳田。身体能力の高さも気になるところである。

洗平比呂(八戸学院光星)

プロ野球選手である竜也氏を父に持つサウスポー。今年のドラフト候補としても注目され、23年夏の甲子園ベスト8の原動力にもなった。特にスライダーのキレが良く、高い奪三振率で打者を打ち取る。因みに比呂の名前の由来はH2の国見比呂から。

徳丸快晴(大阪桐蔭)

この選手の特徴はなんと言っても『両投左打ち』。外野を守る際は左投、内野を守る時は右投と臨機応変に使い分ける。西谷監督によれば、あくまでスクランブル用のフォーメーションであり、基本的には外野で起用されるとのこと。高校通算26本塁打のパワーにも注目だ。

小川哲平(作新学院)

正直、昨春はあまりすごいとは思えなかったが、1年を経てチームのエースに。江川卓2世との呼び声もあるが、本人は「まだまだ」と謙遜している。球種はカーブ、スライダー、カットボール、チェンジアップ。

冷水孝輔(耐久高校)

昨年から「すごいインパクトのある名前だな」と思っていたら、須磨翔風兵庫県勢を連破して初の甲子園に。耐久と言う校名もなかなか特徴的。冷水投手の持ち球はカットボール、縦スライダー、ツーシーム。チームの大黒柱として、強豪校撃破に燃える。因みに、耐久高校の名前の由来は、幕末の国際情勢に備える人材育成のために開いた稽古場「耐久社」が由来であるとか。

(つづく)