首位打者も獲得した和製ミッキー・マントル
リクエストをいただいた元大洋ホエールズの長崎啓二(本名は長崎慶一)。
北陽高校から法政大学を経てプロ野球入り。最初はプロの世界に苦戦するも、努力を重ねて徐々に適応。そして、1982年は中日・田尾安志との激しい首位打者争い。1厘差でリードして迎えた最終戦で、大洋は長崎にタイトルを獲らせるために田尾を全打席四球攻め。その結果、長崎が打率351で首位打者に。一方の田尾は悔しい結果となったが、中日はこの試合でセ・リーグ優勝を決めた。
その後は阪神に移籍し、1985年の西武との日本シリーズでは、第6戦で日本一を引き寄せる満塁ホームランを打つ活躍を見せた。1987年に現役引退。
査定ポイント
・アベレージヒッター:1982年の成績を見れば文句はないでしょう。
・盗塁E:1982年はそもそも企図数が少ないが、通算で見ると上手くはない。
パワナンバー:12000 90429 66215