【パワプロ2023】柳裕也(2021 中日)

1. 基本情報

柳裕也(やなぎゆうや)

生年月日：1994年4月22日

出身：宮崎県

打席：右投右打

ポジション：ピッチャー

2. 経歴

・横浜高校

・明治大学

・中日(2017〜 )

3. 選抜

横浜高校新2年生として出場した第83回の選抜。初戦の長崎の波佐見高校には松田遼馬(元阪神)が在籍していた。当時、「横浜なら勝つだろう」と考えていたが、予想に反して波佐見が勝利。当時の実況では、確か波佐見高校は選手自身が考えてサインなどを決めていたスタイルであった。この試合に柳は3点ビハインドの6回から登板。縦のカーブとスライダーのキレが抜群で、3イニングを1失点に抑えた。

その後、夏は神奈川大会5回戦で選抜王者の東海大相模を封じた横浜高校。マウンドには佐世保実業戦で好投した柳がいた。夏の甲子園を経て、2012年の選抜に2年連続で出場を果たすと、初戦の相手は高知高校。エースナンバーを付けて春の甲子園にやってきた柳はコントロールも抜群であり完投勝利。ほとんど的を絞らせていなかった記憶がある。

2回戦は福島の聖光学院。1回戦と違って相手打線に苦しみながらも粘りのピッチング。二桁安打を浴びたものの要所をしめ、7-1で勝利した。また、バッティングではホームランを含む猛打賞の活躍を見せた。

準々決勝は関東一高(東京)。この試合は5回に当時の横浜高校の渡辺監督が猛抗議する場面が。1-2のビハインドで、セーフティスクイズを決めたかに見えたが、3塁ランナーがホームを踏んでいないと言う判定で取り消しに。これが決まっていれば流れは横浜に来ていただけに痛い結果に。柳は力投を続けたが、同点の9回に勝ち越し点を献上。2-4で敗れ、ベスト8で敗退した。悔しさをばねに4回目の甲子園を目指した夏は、神奈川大会準々決勝で松井裕樹擁する桐光学園に敗れ、頂点に立つことは叶わなかった。

4. 2021年

プロ5年目のシーズンは好投を重ねる。シーズン初登板は4回3失点の黒星であったが、2戦目からは好投。6月はやや打ち込まれたが、後半戦は再び素晴らしい投球を披露。なかなか援護に恵まれない試合も多かったが、最終的に2年ぶりの11勝をマーク。最優秀防御率、最多奪三振、ゴールデングラブ、ベストナインの各タイトルを受賞し、1億円プレーヤーの仲間入りも果たした。

5. 査定

2021年成績 26試合 11勝6敗 168奪三振 WHIP1.01