パワプロ劇空間

パワプロの再現選手や栄冠ナイン、高校野球について語ります

【パワプロ2023】三好匠(2017 楽天)

2011年の選抜で準優勝

1. 基本情報

三好 匠(みよし たくみ)

生年月日:1993年6月7日

出身:福岡県

打席:右投右打

ポジション:ショート、サード

2. 経歴

九州国際大学附属高校

楽天(2012〜2019)

・広島(2019〜2023)

3. 選手としての特徴や成績

・高校時代はエースを務め、甲子園に3回出場。甲子園で2本ホームランを放つなど打力にも優れていた。

・プロ入り後は野手としてプレー。

・高校時代の自慢の打撃はプロでは苦戦。一方で走塁や守備力には定評があった。

・2019年に下水流とのトレードで広島に移籍。

・2023年で現役を引退。2024年からは内野守備・走塁コーチを務める。

4. 2011年選抜

東日本大震災から12日後に開幕した83回の選抜。この大会は吹奏楽による応援はなしとなり、いつもよりも静かな風景でした。三好は九州国際大附属のエースとして出場し、キャッチャー高城(元DeNA)と共に甲子園で活躍を見せる。1回戦は前橋育英に快勝。この試合では三好を含め1イニング3本塁打を含む4本のアーチを記録。2回戦は日本文理、準々決勝は北海にそれぞれ競り勝ちベスト4に進出した。

準決勝の相手は日大三(東京)。この年の夏の甲子園で優勝することになる名門相手にも三好は力強さを見せつける。初回にいきなり三好が吉永から先制ツーラン。吉永といえば魔球・シンカーが有名だが、見事に相手エースの出鼻をくじくことに成功する。三好はピッチングでも強打の日大三打線にペースを掴ませない見事なピッチングを見せる。持ち球のスライダーとチェンジアップで7安打に抑え、9-2で快勝した。

こうして勝ち上がった決勝戦。相手は前年夏の甲子園準優勝の東海大相模東海大相模も準決勝で、現阪神の正捕手である坂本擁する履正社から2本グランドスラムを放つような強力打線を形成。個人的には打ち合いを期待していたが、試合は神奈川の名門のペースに。初回に九州国際大附属がチャンスを迎えるも、相手の好守備に阻まれる。すると、4試合完投していた三好は疲れからか本来の投球ができず中盤に捕まり6失点。4試合で21点を挙げていた打線も相手の継投に抑えられ、1-6でゲームセット。惜しくも優勝はならなかった。

5. 査定

2017年成績 56試合 打率.243 OPS.648

5. 査定ポイント

チャンスC得点圏打率は.300(20打数6安打)。ランナーなし時は.242。

対左投手C:対左投手打率.259。対右は.237。

三振:27個。三振率は23%

パワナンバー:12700 82254 83925